家計の見直しとして携帯電話会社をNTT docomoから楽天モバイルに変更しました(電話番号が変わらないMNPを利用しました)。その時の一連の手続きと楽天モバイルの使い勝手についてまとめてみました。
家計の見直しと節約術についてはこちらの記事で紹介しています。
1.楽天モバイルに変更した理由
言うまでもありませんが、大手3社は月々の料金が高いので、安くしたかったのが理由です。乗り換え先としていくつかの格安スマホが候補になりますが、楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)を選んだ理由は
が主な理由です。Y!mobileやLINEモバイルなどと比較しても圧倒的コスパです。それに楽天モバイルは自社回線を持つ第4のキャリアとなるので期待できます。ドコモ、au、Softbankと肩を並べるということです。
*契約後3ヶ月以内に楽天Linkアプリで1回以上通話+SMS送信が条件
楽天モバイルの詳細は公式サイトにてご確認ください。
2.MNPについて
MNPとは、電話番号を変えずにキャリアの乗り換えをする手段です。乗り換え前の携帯電話会社で手続きを行います。電話、Web、店舗にてMNP予約番号を発行します(発行は無料ですが、転出手数料として3,000円(税別)かかります)。やり方は各社のHPなどでご確認ください。予約番号には15日間の期限がありますのでご注意ください。MNP予約番号は乗り換え先での手続きで必要になりますので、忘れないようにメモしておきましょう。
この手続きを行わないと、電話番号を変えずに乗り換えができません。その他にはこれまでの会社での手続きは必要ありません。MNPで他社に乗り換えると、これまでの会社との契約は自動消滅します。
解約手数料ですが、2019年10月からドコモを含むすべてのキャリアで最大1,000円になったので期待していました。しかし、契約時期の関係で9,500円(税別)もかかることが判明しました。ひどい話です…事前に確認しましょう。
3.変更手続きについて
楽天モバイルへの変更手続きは実店舗とWebでできます。初めての手続きだったのと、すぐに端末を使いたかったので実店舗にしました。待つのは嫌なので事前予約をして行きました。
所要時間はMNPと機種の購入を含めて1.5時間程度でした。すでに楽天会員になっていたので意外とスムーズでした(事前に会員登録を済ませておきましょう)。支払い方法は楽天カードにするとポイントが貯まってお得です。
4.使ってみた感想
以下では個人的な感想について書きます。通信環境は場所や条件によって異なりますので、参考程度とお考え下さい。
◆機種
楽天モバイルで購入できる機種は限られています。値段も安いですが性能は低いと思います。ネット、SNS、投資のアプリぐらいしか使わないので、私には十分です。
◆データ通信
Rakuten UN-LIMITには2つの通信エリアがあります。
楽天回線エリアがまだ狭いのが現状です。地図上ではエリア内でも、境界近くではパートナーエリアになってしまいました。また、楽天回線エリアでも大型商業施設では圏外になったことがあります。2021年の夏には人口カバー率96%まで楽天エリアが拡大するそうなので期待しましょう。
実際の速度は楽天回線エリアとパートナーエリアの高速通信では、大手3社と遜色ないと思います(場所や条件により異なりますが、以下に実際の速度を載せます)。ただし、パートナーエリアで5GBを超過すると1Mbpsに制限され、重いサイト閲覧や動画視聴に影響が出ます。
楽天回線エリア
パートナー回線エリア
◆通話
かけ放題の楽天Linkアプリを使用しました。音質はドコモより悪くなりましたが、一応許容範囲です。そんなに電話をかけることがないので気にしていません。
5.まとめ
楽天モバイルの通信エリアは大手3社に比べると決して良くはありません。しかし、1年間無料であるから仕方ないと思える人ならいいかと思います。私はタダたから仕方ないと割り切っています。そうでなければ改善するのを待った方が無難です。