老後資金2000万円問題の対策としてつみたてNISAが注目されるようになりました。年間投資額40万円までであれば利益に対して非課税であるため、この制度を使わない選択肢はありません。ということで早速始めてみました。
１．つみたてNISAとは
つみたてNISAは投資信託を積立で買う金融商品です。普通の投資信託と異なるのは年間40万円までの投資金額に対する利益には非課税になる点です（口座開設などの手続きが必要です）。似たような金融商品にiDeCoがあります。こちらは利益が非課税だけでなく、投資金が所得控除となり、所得税、住民税の節税ができます。ただし、職業によって投資金額が異なる（人によっては利用できない）こと、60歳になるまで途中解約ができないといった注意点があります。簡単に比較すると以下のようになります。
私は会社で企業型確定拠出年金（iDeCoの企業版）に加入していること、いつでも解約できるという理由でつみたてNISAを選択しました（もちろん10年以上長期投資をする予定です）。
２．投資対象を選ぶ
つみたてNISAの対象には多くの商品があります。株式のみに投資するもの、株式と債券にバランスよく分散投資するものなどがあります。私はアメリカの株価指数であるS&P500に連動したインデックスファンドに積立投資をします。簡単に言うとS&P500は日経平均のアメリカ版です。なぜアメリカかと言うと、日本の企業よりも成長力があるからです。GAFA（Google、Amazon、Facebook、Apple）に代表されるように、だれもが知っている巨大企業はほとんどがアメリカの企業ですね。
３．月々の積立の詳細
年間最大40万円（月平均で33,333円）まで投資できますが、私は他の投資との予算の兼ね合いで2万円/月を積立投資します。私は三菱UFJ銀行のインターネットバンキングにてiFree S&P500インデックスという商品を購入します。自動積立が可能なので、最初に購入日と金額を設定するだけで、あとはほったらかしにできます。毎月15日に2万円ずつ自動積立して相場を気にせずに購入します。初回は8月15日に購入しました。今後は運用状況を毎月報告していきます！
