現在の設定でトラリピを開始してから7ヶ月が経過しました。これまでの累計利益が約7万円になり、複利運用も兼ねてそろそろ見直したいと思いました。1月2日より新設定で始めたので詳細を公開します。
1.通貨ペアの選択
現在、加ドル/円、NZドル/ドル、メキシコペソ/円の3通貨で運用しています。加ドルとペソは買いのみ、NZドル/ドルはハーフ&ハーフで運用しています。比較できる過去7ヶ月で利益率を確認してみます。
加ドルは安定的に利益が得られています。一方、NZドル/ドルは値動きが小さくマイナススワップの買いゾーンで停滞しているため利益率が最も低いです。ペソは最も利益率が高いですが、一応新興国通貨であること、10万円でトラリピVSスワップ投資の比較を行っているため加ドルを候補にしました。
その他の通貨ペアでは過去に売買していた豪ドル/円やNZドル/円が候補になります。豪ドルは値動きが大きいが故にリーマンショック後の最安値が54円と、ロスカットを避けるために多くの資金が必要です。NZドルは豪ドルほどではないですが、豪ドルと連動した値動きがありNZドル/ドルを売買しているので今回はやめました。
以上の理由から、加ドル/円のトラリピを追加することにしました。
2.加ドル/円の現在の設定
まず現在の設定をみてみましょう。運用資金は30万円です。
・加ドル/円(買いのみ)
・仕掛けるレンジ:75~84.86円
・本数:18本
・1ポジションの通貨数:1,000通貨
・利益:600円
・決済トレール:あり
3.追加したトラリピの設定
これまでの設定では75~84.86円の間で0.58円ごとに買うものでした。23万円入金して利益と合わせた30万円でトラップの網目を細かくしました。
・加ドル/円(買いのみ)
・仕掛けるレンジ:75.29~85.15円
・本数:18本
・1ポジションの通貨数:1,000通貨
・利益:600円
・決済トレール:あり
こちらもロスカットが68円以下になるようにしました。今回の追加についてイメージ図を載せておきます(本数は実際とは異なります)。
4.運用停止のお知らせ
2021年3月8日にレンジを上抜けしたので運用を停止しました。トラリピを上にずらすという方法もありますが、暴落した時に高値掴みになって含み損が増えるのでやめました。また、ハーフ&ハーフで売りトラリピを持つのはマイナススワップで利益が削られるので、今回は運用停止という結論に至りました。
しばらくは豪ドル/NZドルに資金を移して運用します。再びレンジ内に戻ったら加ドル/円でトラリピを再開します。