コツコツ投資生活 -時間を味方に-

資産運用でセミリタイアを目指す

メキシコペソへの投資再開

 

昨夏のトルコリラショックを経験してしばらくの間、高金利通貨の買いポジションのみを持つスワップ狙いの投資から撤退していました。その後の値動きを観察してたところ、やはりメキシコペソの安定性を再認識しました。そこでスワップと為替差益を狙った投資を始めることにしました。

 

 

1.なぜメキシコペソなのか

まずは高金利通貨の比較をしてみたいと思います。メキシコペソは3通貨の中で価格が最も安いため必要証拠金が少額で済みます。最安値との差が0.8円と比較的安値圏にいること、ここ1、2年は5~6円でレンジ相場となっているのも魅力的です。トルコリラの利益率は断トツですが、政治的、経済的リスクが高いです。南アフリカランドは高金利通貨として有名ですが、こうして比較してみるとメキシコペソに劣りますね。

*年利は必要証拠金+過去最安値まで耐えられる余裕資金をもとに計算しています。 

 

2.暴落とどう向き合うか

スワップ投資の基本は積立です。全資金を一気に投入すると暴落した時に大きな含み損を抱えるからです。しかし、暴落は避けられない問題です。いくら積立でも暴落して多かれ少なかれ含み損を抱えます。

そこで考え出したのがトラリピのように安くなったら買ってスワップを貯めつつ、高くなったら決済する方法です。トラリピ風に書くと以下のようになります。

  • 仕掛けるレンジ:4.9~5.7円
  • 本数:5本
  • 利確:6円になったらすべて決済

トラリピではメキシコペソを扱っていないため普通の口座で売買します。手動で注文を繰り返す手間はかかりますが。投資額は10万円で4.9~5.7円のレンジで0.2円ごとに買います。6円に達したら持っているポジションすべてを決済して再びIFD注文を入れます。

 

3.リスクとリターン

リスクとしてはトラリピで言うレンジの下抜けです。大暴落が起きて過去最安値を更新して際限なく下がり続けることです。すべてのポジション(平均5.3円、合計5万通貨)を持った場合、3.5円ぐらいまで耐えられます。可能性はかなり低いですが、強制ロスカットされると最大9万円の損失が出ます。

続いて気になる利益についてです。スワップが15円/日とすると1年で5,475円になります。5.7円から4.9円まで下がって6円まで戻った場合、為替差益3.5万円+スワップの利益です。4.9円まで下がることはまずないと思いますが。

3月28日に5.7円で1万通貨を保有しました。このまま6円になるまで保有し続けます。

 

4.決済の報告(5月24日)

5月27日よりメキシコペソのトラリピVSスワップ投資企画がスタートするのに合わせて全ポジションを決済しました。ポジションは3月28日に5.7円で買った1万通貨のみだったので、為替損益が560円、スワップが804円の合計1,364円でした。いよいよ待ちに待ったトラリピがスタートします!