コロナショックによりメキシコペソのトラリピがレンジから外れました。4月10日現在、7万円ほどの利益が出ているので複利運用としてトラリピの追加をします。
1.トラリピの現状
現在、カナダドル/円、メキシコペソ/円、豪ドル/円の3通貨をトラリピで運用しています。カナダドルと豪ドルはレンジ下限付近を行ったり来たりしていますが、メキシコペソだけは大きく下回っています。つまり、全く利益を産み出していません。なので現在の価格付近にトラリピを追加するのが有効だと考えました。
参考までに現在運用中のメキシコペソのトラリピでは、5.0~5.9円のレンジに10本仕掛けています。詳細はこちらのトラリピの項目で紹介しています。
*3月9日に暴落に備えて20万円資金を追加しました。通貨ごとの振り分けは以下の通りです。
・カナダドル/円:5万円(合計65万円)、ロスカットレート63円
・メキシコペソ/円:10万円(合計20万円)、ロスカットレート3.6円
・豪ドル/円:5万円(合計35万円)、ロスカットレート48円
2.追加トラリピの詳細
トラリピを追加するにあたって通常ならば資金を追加しますが、今回はこれまでの利益を使って再投資、すなわち複利運用します。今年に入ってからすでに7万円の利益が出ていました!
こちらが追加分のトラリピ設定です。運用資金は7万円です。
・メキシコペソ/円(買いのみ)
・仕掛けるレンジ:4.2~4.7円
・本数:6本
・1ポジションの通貨数:10,000通貨
・利益:1,000円
・決済トレール:なし
ロスカットレートは3.4円です。利益は1,000円、つまり0.1円円安になったら決済します。これまでのトラリピよりロスカットレートが低いのは、為替の変動によりレンジを移動して対応できるようにするためです。円高になれば下へ、円安になれば上にスライドしたいと考えています。
これまでのトラリピ(5.0~5.9円)と今回追加分のトラリピ(4.2~4.7円)をチャート(日足)に表すと図のようになります。
運用状況は毎月の不労所得報告で公開していきます。
3.追加トラリピのレンジ変更
2020年5月26日に4.8円を超えて追加分のポジションがなくなったので、4.4~4.9円にスライドしました。これまでのトラリピ(4.2~4.7円)は削除しました。これでメキシコペソのトラリピは4.4~5.9円のレンジになりました。
上にスライドするには証拠金が余分に必要ですが、前回追加してから2万円ほど利益が出ているので、入金することなくこれまでのロスカットレートを維持できます。
4.新たな追加トラリピの設定
メキシコペソの値動きが小さくなかなか決済されないので、2021年5月17日に新たにトラリピを追加しました。今回は仕掛けるレンジ幅と利益幅をこれまでの半分(0.1円→0.05円)にして、注文成立回数を増やそうと試みました。
- 仕掛けるレンジ:5.3~5.7円
- 本数:9本
- 1ポジションの通貨数:10,000通貨
- 利益:500円
- 決済トレール:なし
ユーロ/円で運用している100万円のうち、使用していない25万円を追加分の運用資金とします。ロスカットレートは2.8円です。